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写真:ブロックアップセグメント

セグメント背面に裏込め注入用袋体を設置し、セグメントがテール脱出後、即時に袋体内に裏込め注入を行うことにより、確実な注入作業が行えるように開発されたセグメントです。

写真:ブロックアップセグメント

早期に裏込め注入ができるために、地山沈下を最小に抑えることが可能です。

即時、注入を行っても、シールドマシンテール内部、切羽面に裏込め注入材のまわり込みが防げます。

シールドマシン推進力の反力を早く地山に確保できるため、セグメントの損傷を防ぐことができます。

 

袋体内に直接裏込め注入するため、確実な注入作業が行えます。

構造・仕様リード文章:

セグメントの背面の袋体は、ゴム系材料で被覆され、テールブラシの磨耗より保護されています。袋体を主断面内に収めるため、内径、外径の変化はありません。

袋体は、通気性のある織物を使用しているため、注入時のエアー溜りを防止します。また、注入材の水を適度に脱水することにより早期強度の発生が期待できます。

セグメント断面図

仕様

袋体の必要外径はテールボイドの1.3倍です。袋体外径:300mm、500mmをご用意しております
袋体は、基本的にスタンダードセグメントに装着しますが、必要に応じテーパーセグメントにも装着が可能ですので、ご相談ください。
K型セグメントは落ち込み防止のため、袋体を装着いたしません。B型セグメントよりせり出させます。
袋体は注入圧(水圧に対する差圧)0.03Mpaでほぼ完全に充填させるため、施工時は流量管理と共に注入圧管理を0.20Mpa以下でお願いします。袋体膨張耐圧は、0.5MPaです。
袋体は管底部セグメントから注入願います。
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