JFE篭枠(Mパッケ-ジ)は、剛性のある溶接金網を使用した篭工であり、中詰め材を現採土砂とし、植生シ-トと併用することで緑化工法として適用できる製品です。 また、篭の組立てはボルトレス(ボルトを使わない)構造となっているため施工は簡単で、中詰め作業では、機械施工が可能となるため、施工性の優れた製品となっています。 用途としては、土留擁壁工、山腹土留工等の渓間、山腹、道路際の災害復旧工事をはじめ護岸工、堰堤の間詰め工、軟弱地盤対策工事等に用いられます。
- 特長
- 構造・仕様
- 施工例
- ダウンロード
- このページを印刷する
優れた耐久性 表面処理には、塗装品と耐久性に優れた溶融亜鉛めっきを施しためっき品を用意しています。 |
優れた強度 主部材を、直径6mmの線材を使用した溶接金網とすることで、従来の篭工の菱形金網と比較して面としての剛性が高い構造となっています。 |
|
優れた施工性 現地では、工場製作されたパネルをボルト無しで組み立てるだけの簡単作業のみで、中詰め作業は機械施工が可能となり、労働不足の時代の要求に合った省力型製品です。 |
残土問題の緩和 中詰め材として現採土砂が利用できるため、工事における建設残土を最小限に抑えることができます。もちろん、通常の篭工と同様に玉石、砕石、礫等を中詰め材として使用することも可能です。 |
|
優れた外観 剛性の高いパネル有しているため、中詰めによるはらみ変形等も少なく、従来の篭工に比べ、出来上がりは堅牢で、見た目に安心感を与えます。 |
植生・緑化可能 中詰め材を現採土砂にしたうえで、植生シ-トとの併用により、植生、緑化が可能となります。 |
JFE篭枠(Mパッケ-ジ)は、直径6mmの線材を使用した溶接金網パネル同士を前後面で水平材、斜材により箱形状をとし、箱同士を連続設置することで構造体を形成するものです。箱同士の連結には結合コイルを用います。
構造図
仕様
部材名 | 寸法 | 規 格 | |
---|---|---|---|
めっき品 | 塗装品 | ||
前・後面パネル 端面パネル 上面パネル |
φ6×100×100 (~150:底面) φ6×100×105(上面) |
JIS G 3547 「亜鉛めっき鉄線」準用 |
JIS G 3532「鉄線」 |
φ13 | JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」(SS400) または JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」(SR235) |
||
水平材 | φ13 | JIS G 3101「一般構造用圧延鋼材」(SS400) または JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」(SR235) |
|
斜材 | φ9 | JIS G 3547 「亜鉛めっき鉄線」準用 または JIS G 3532「鉄線」 または JIS G 3112 「鉄筋コンクリート用棒鋼」(SR235) |
JIS G 3532「鉄線」 または JIS G 3112 「鉄筋コンクリート用棒鋼」(SR235) |
結合コイル | φ5 | JIS G 3547 「亜鉛めっき鉄線」準用 |
JIS G 3532 「鉄線」 |
施工紹介
切土・盛土の末端部土留工 | 切土・盛土の末端部土留工 |
山腹土留め工 | 山腹土留め工 |
山腹土留め工 | 護岸工、根固工 |
|
PDF(1.5MB) | ZIP形式 |
---|---|---|
|
PDF(1.3MB) | ZIP形式 |
|
PDF(500KB) | ZIP形式 |
|
PDF(309KB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.3MB) | ZIP形式 |
|
Excel(173KB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.4MB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.8MB) | ZIP形式 |
|
Excel(506KB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.5MB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.0MB) | ZIP形式 |
|
PDF(5.7MB) | ZIP形式 |
|
PDF(4.1MB) | ZIP形式 |
|
PDF(3.5MB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.1MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.2MB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.1MB) | ZIP形式 |
|
PDF(3.3MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2MB) | ZIP形式 |
|
PDF(4.8MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.6MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.7KB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.5MB) | ZIP形式 |
|
PDF(1.3MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.7MB) | ZIP形式 |
|
PDF(2.7MB) | ZIP形式 |
お客様へのご注意とお願い
- 本力タログに記載された特性値等の技術情報は、規格値を除き何ら保証を意味するものではありません。
- 本力タログ記載の製品は、使用目的・使用条件等によっては記載した内容と異なる性能・性質を示すことがあります。
- 本力タログ記載の技術情報を誤って使用したこと等により発生した損害につきま しては、責任を負いかねますのでご了承ください。